並行輸入品について調べてみました。簡単に言うと、本物なのに定価より安く買えるブランド品です。
この記事は並行輸入のブランド品について調べたことを書いています。
正規も並行もどちらも本物です。ただし値段は数万円~数十万円違います。同じメーカーで作られた同じ製品なのですがお店に並ぶまでの流通ルートが違うので呼び方や値段が変わります。
正規店と並行店のショップの違い
買う場所 | お店の説明 |
正規店 |
〇かなり安全、値段は高い。メーカーと契約を結んだデパートのブランド売り場、もしくはメーカーが直接運営しているショップを正規店と呼びます。正規店は安全性が高いのが強みです。ただし定価販売の義務があるので値段はどこよりも高くなります。 |
並行輸入店 | 〇安全性はショップ次第、値段は安い。本物のブランド品が定価より数万~数十万円安く買えることがあります。メーカーと契約していないけど本物のブランド品を売っているお店を並行輸入店と呼びます。ブランド品を扱うブティックや通販サイト等。品物自体は本物のブランド品ですが定価販売の義務が無いので安く買えます。 店舗ごとに仕入れルートが違うので安全性はショップごとに違います。 |
正規品は安心感がある
正規品を売っている場所は主にデパートのブランド売り場、もしくはメーカーの直営店など。メーカーが直接運営しているショップで売られている商品を正規品と呼びます。
身近な場所にあって信頼性が高くて高級感があるので、正規店でブランド品を買う人はかなり多いのです。正規品のバッグ・財布は安全ですけど値段が高くなります。メーカーとの約束で定価販売することになっているので値引きはできません。安さより安全性を重視する人におすすめ。
並行品は本物が安く買える
並行品を売っている場所は主にブランドショップ、通販サイトなど。
日本国内でブランド品を安く買いたい方は並行輸入店で買うことをオススメします。ちゃんとした並行店で買えば安全なので偽物をつかまされる可能性は低いようです。
ただし、偽物が混じっている可能性はゼロにはできません。どの国のどの店に仕入れに行くかはショップごとに違うので安全性にもばらつきがあるようです。
販売価格の差はブランドごとに全然違う。5割くらい違うことがある
正規品と並行品はどちらも本物ですけど値段が3割~5割くらい違うことがあります。割引率が高いブランドは日本での定価と海外での定価が大きくかけ離れているので、海外で安く仕入れてきて日本で安く売るというやり方で値段を下げられるようです。
日本での定価が海外での定価と変わらない場合は、割引率が少なくなるので並行輸入店(ブランドショップ)で買う理由が少なくなります。
ちなみに定価販売の義務がないのでショップごとに値段は変わります。
定価販売のルールが有るか無いか
正規店(orメーカー直営店)は定価販売するという約束をメーカーとしているので高い値段のまま売らないといけません。値引き禁止です。
並行店はメーカーと契約していないので定価より安い値段をつけても大丈夫なのです。店側の判断で値引きできます。
並行店は安く仕入れるルートを持ってる
並行店は安く仕入るルートを知っています。例えば海外の正規店や卸売り業者などからまとめ買いを条件に安く仕入れたりするようです。安く仕入れれば安く売ることができるのです。
並行品は為替や人気次第で値段が変わる
並行品の値段はコロコロ変わります。為替の変動で仕入れ価格が変われば値段も変わりますし。人気商品だと強気の価格設定をすることもあります。店側で自由に値段を変えられるので状況次第で値上がりしたり値下がりしたりするのです。
並行輸入品のアフターサービスはブランドによってはやってくれない
ほとんどのメーカーは買った場所に関係なく同じアフターサービスをします。正規店以外の店で買っても本物の自社製品であれば修理してくれるようです。
しかし、並行輸入品のアフターサービスを断るメーカーもあるので注意。
買うお店 | アフターサービス |
どこで買っても同じアフターサービス |
ほとんどのメーカーは本物の自社製品であれば修理してくれます。購入場所に関係なく修理してくれますし修理代も同じです。
自社製品であれば購入場所に関係なく修理してくれるメーカー |
正規店以外で買うと修理を断るメーカー | 最近はほとんど見かけませんけど正規店で買ったもの以外は修理を断るというメーカーがたまにあります。有名メーカーでは滅多にありませんけど中小規模のメーカーだとたまにあるようです。 |
※一応言っておきますけど、メーカーの方針が変われば修理受付の基準も変わります。どうしても正規のサポートが受けたいという人は正規店で買いましょう。
調査結果は以上です。
もしかしたら間違っている情報もあるかもしれないので、情報の取捨選択は自分でやってください。